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PM2.5の恐怖とは

中国

先日、「PM2.5」が熊本で1立方メートル当たり90マイクログラム以上を超え注意喚起を呼び掛けしていました。
ところでこのPM2.5とは一体どういった意味なのでしょうか。
正確にはParticulate Matter略してPMと呼ばれ、2.5は直径が2.5μm以下の超微粒子なので最後に2.5がくっついているのです。
こうした微小粒子状物質は工場の排ガスなどに含まれるススが主成で浮遊粒子状物質(SPM)として環境基準では「その粒径が 10μm以下のものをいう」と定められています。PM2.5それよりもはるかに小さい粒子ということになります。
汚染は九州だけではありません。大阪でも38観測地点中34カ所で検出をしているのです。いずれも直ちに健康被害を及ばす値ではないととはいえ、70マイクログラム以上の基準値となっています。

PM2.5

実際、午前7時の濃度が複数の地点で平均して85マイクログラム/1Hを上回った場合、1日平均の濃度が環境基準値の2倍に当たる70マイクログラムを超える可能性が高くなります。
そしてこのPM2.5を吸い込むと肺の奥深くにまで入り込み、沈着します。そうして長期間の吸い込むことで肺気腫などの呼吸器系・循環器系疾患(喘息や肺ガン)となるリスクが大きくなることが疫学調査から明らかとなっています。
ここで問題は「ワンちゃんとの散歩」や「普段の買い物やお出掛け」の際、皆さんが汚染物質を吸い込んでしまう、ということです。
なるべく外出を控えた方がいいのでしょうけどワンちゃん達は待ってくれません。

黄砂や大気汚染とは

黄砂

去る、3/5中国の甘粛省中部の山丹馬場で大規模な黄砂現象が発生しました。山丹馬場といえば以前は果てしなく続く大草原、海抜二千メートルを越える一面には緑の絨毯が敷き詰められているほど自然に満ち溢れていた場所だったのです。
ですから中国はここに2万頭の軍馬を飼育してきました。ところが近年になり、水が少なくなり枯渇や砂漠化が進んできたのです。
そしてその時、強い西風が吹き付けるやいなや砂塵が一斉に巻き上がり、辺り一帯が闇になってしまいました。
こうした黄砂が毎年増えながら日本に辿りついているのです。

黄砂は砂だけの問題ではありません。中国から飛んでくる黄砂には硫酸塩エアロゾルという有毒物質が多く含まれているということです。硫酸塩エアロゾルは硫酸イオンのガスと微粒子が混合状態となった有毒物質です。鼻水黄砂を吸うことでアレルギー反応が出て、花粉症と同じような症状になる人もいます。
ご存知の通り、黄砂の原因は何といっても『緑』を失った、ということです。対策としては緑化を進め、砂漠化してしまった土地を一日も早く草原に戻さなければなりませんが、現状としましては回復の見込みは非常に難しいといえましょう。
それだけではありません。追いかけるように花粉症のシーズンに突入しました。いつの間にか我々の身の回りはこうした大気汚染やウィルスなどに脅かされるような辞退になってきています。これは人事ではなく一刻もその対策を講じなくてはなりません。

そこで!

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