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膿皮症2

アレックス1号

では食で膿皮症を改善出来るのか?と尋ねられますとYesともNoも答えられません。何故ならそれを証明することが出来ないからです。しかし、食を正さないことには現状と変わらない、といえると思います。そこで当店のお客様より非常に興味深い情報を得る機会がありました。

それは何と馬肉だったのです。それも脂身というのですからビックリ仰天です。我々は本来、犬の食餌に対して赤身を強調してきました。
ですからグランプリやダブルインパクト、プレミアム等の商品は極力脂身を取除いています。全く正反対の部位が膿皮症のワンちゃんの『食』として生かされるかもしれないとなりますと逆転の発想ということになります。脂身であれば牛でも豚でも鶏でも何でもいいのか、というとそういうことではありません。
牛脂や豚脂は飽和脂肪酸です。この脂は体内で固まりやすく、血液をドロドロにし、中性脂肪やコレステロール値を上昇させてしまう作用があります。その点、同じ家畜でも馬の脂は不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸はオレイン酸やリノレン酸などが含まれます。これらの脂に共通するオメガ脂肪酸が今回のキーワードなのです。例えばω3脂肪酸は魚介類・亜麻仁油・しそ油・えごま油・魚油に、ω6脂肪酸は、高リノール紅花油・高リノールひまわり油・大豆油・菜種油・クルミに多く含まれています。
ところがこうしたオメガ脂肪酸は動物の体では作ることが出来ません。 従って外部から摂取しなければならないといのですが、かといって犬は植物油や魚の油をオオカミ時代から通して食してきていません。
オオカミが馬を襲い食べてきた理由の一つに膿皮症やアレルギーを発病しなかったのは馬肉に含まれる脂肪だった可能性も拭い去れません。その証拠に馬肉の脂肪に含まれる不飽和脂肪酸は全体の65%を占め、特に他の動物にはほとんど含まれないαリノレイン酸(ω3)が豊富に含まれているからです。
ということになりますと今のワンちゃんにはω6脂肪酸やω3脂肪酸が不足していると考えられませんか?だとするとこれらが両方含まれていて肉食の性質から草食動物は?といえば『馬肉の脂身』しかないのです。
この今まで厄介扱いしてきた馬の脂肪を上手く利用することで膿皮症でお困りのワンちやんにお役に立てるかもしれないのです。但し、これまで何度も触れてきましたがこの脂肪が膿皮症を改善するという、意味あいではありませんので誤解のないようにお願いします。

その上で私が最初疑問に思った4つについて自分なりの見解で紐解いてみたいと思います。

@膿皮症は犬の皮膚病の中で一番多い。A治療方法は抗生物質を二週間以上飲ます。
B原因がハッキリしていない点。C何度も繰り返す傾向があるということ。

犬が膿皮症に感染する理由としては、時代とともに食餌が変わり人と同じようにアレルギーや免疫力が低下してきたこともあると思います。その結果、普段なら自然に治癒していくものが細菌の力が上回り、体内に侵入しやすくなるのです。
そうして症状が現れた犬に対して結局、動物病院に連れて行かなければならない状況になり、その治療方法として抗生物質を多用するため犬の身体に抗体ができて段々最初の薬が効かなくなり、徐々にきつい薬になりそれに気付かずその症状を繰り返すことになる。ということに当てはまりませんでしょうか?
但し、例外もあります。それは遺伝です。親がこのような因子を持ち合わせたまま交配をさせると産まれた時点で既にアレルギー体質ということになるでしょうし、オスもメスも、となりますとその確率はより増す傾向にあると思います。そういう意味では素人のブリードは怖い気もしますね。保証がありませんし、どうしても愛情が入るので途中で返品する、という訳にはいかなくなりますからね。  膿皮症3はこちら

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